ユーロが対円で100円を切った。やはり、ギリシャの救済には動かず、ギリシャ国家の破綻という道を選ぶのであろう。そうした方が、ギリシャ経済の復興にはいいのかもしれない。
ただ、これはユーロ圏経済の後退を伴い、ユーロ安が更に進むことを意味する。
これにより、ユーロ経済は輸出業が価格競争力をもつようになり、特にドイツ株式市場DAXなどは今後株価が上昇することが考えられる。その一方欧州を市場とする日本や中国、また韓国もそれなりの影響をうけるであろう。
つまり、ギリシャ国債がデフォルトなることで、国債を買い込んでいる国々は被害を被るわけだが、統一通貨のユーロの価値も下がり、ユーロ圏内は輸出業が好調になる可能性がある。
しかし、日本や中国はユーロ国債などが下がり、かつ欧州市場が魅力的でなくなる、という二重の苦しみを味わうことになるのだ。
もう一つの大きな市場、アメリカがあるではないか、と思うところだが、ビジネス上手なアメリカがどのような策をとるであろうか?ギリシャ国債のデフォルトと同時に中国の経済は一気に後退し、それにつけこんでくるであろう。また、日本に関しても、これにより更に景気が後退し、国債返済の目処がたたなくなり、自滅するであろう。
もちろん、米国も相当量の国債額があるが、これをFRBがドルを刷りまくって帳消しにするだろう(米国の新通貨説(アメリなど)は未だに消えていない)。こうするために上記の欧州、中国、日本の経済を劣勢に持って行っておく必要があるのかもしれない。
つまり、世界経済は相も変わらず米国によって牽引されていく、可能性が十二分にあると考える。
私もただただ不安を煽るためにこういった記事を書くのではない。上記シナリオが十分論理的であるのが、現在の世界経済状況であり、上記のシナリオしっかり頭に入れた上で資産のポジションをとっていかないと大変なことになると考えるため、書くのである。
そしてそれが実現化するのが、ズバリ今年『2012年』と考えているのである。
※ 投資判断はご自身で行なってください。
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