2011年8月28日日曜日

【8301】日本銀行の株 と 日本円を考える

今までいろいろな銘柄に関して話をしてきたが、実はこの国際情勢下、その前にしなければならない問題がたくさんある。

(1)ドル、ユーロ、日本円などを含めた通貨の話
(2)各通貨の国債の話
(3)グローバル化に伴う産業構造の変化
(4)ツイッター、フェースブックなど新たなメディアによる民主化など政治的活動
(5)エネルギー問題
(6)IT、デジタル技術などを含む超高速な技術革新
(7)先進諸国の人口動態の歪さ(労働人口の減少、高齢者の寿命の延び、年金の運用など)
(8)・・・・・
(9)・・・・・
などなど、枚挙にいとまがない。

ただ、ここでは(1)の通貨問題に関して議論を進めたいと思う。

昨今マスコミ等で二番底の噂が耐えない。ドルの債務超過によるデフォルト懸念、統一通過ユーロの不調などだ。
それに加え、日本の人口動態に歪さからくる日本国債バブル崩壊などの噂もある。

リーマンショック後、なかなか継続的な経済成長が望めず、これまでの債務が重くのしかかる。

BRICsに代表される新興国の成長も少なからず失速し始めたと言って過言ではない。

こう言った状況の中、今後日本円は高止まりするのか?さらに高くなるのか?また、日本の経済はデフレをどこまで続けるのか?株式投資をする上で切っても切れない問題を今回は考えたい。



さて、日本銀行が上場していることはご存知だろうか?なぜかJASDAQではあるが、8301の番号で上場している。そしてこの株価がここ10年で最低の水準まで落ち込んでいる。これは日本円の信頼の低下を表している。先日格付け会社が日本国債のレートをさげたが、日本国債の下落を予想している専門家はかなりいる。しかも、IMFも日本に対して財政を健全化しなさいと忠告をだしているくらいで、日本国債の下落の可能性は非常にに高い、というのが現在はの一般的な考え方だ。

しかし日本国債の下落・暴落が叫ばれて久しいが未だ現実化していない。理由は他の通貨がもっと悪い状態にあるということと、日本国債を保有しているのは日銀や日本の金融機関でこれら機関は売らないであろうという憶測からだ。しかし、現在は個人向け国債なども市中に出回っており、売り出される可能性も十分ある。

こういった状態で我々小銭持ち市民はどういった割合で資産を持つ必要があるか、考えなければならない。

正直本ブログではいろいろな株式銘柄を紹介しているが、デフレ経済下、株式投資をするのはあまり旨味がない。そのため、いろいろ銘柄を吟味して紹介していくつもりだ。


このデフレはいつまで続くのか?そして、日本円の価値がさがることが今後あるのか?考えてみたい。デフレは通貨の価値が上がることなので、これは正反対のことをいっている。そして、デフレ時は通貨もしくは国債を持った方が得であるし、インフレ時は株を持った方が得である、と一般的に言える、ということを補足しておく。

1.どの通貨が早く価値が下がるか。
ドル、中国元、ユーロ、日本円、韓国ウォン・・・

現在は報道を聞いている限り、デフォルトリスクがあるのはやはりドルとユーロだ。しかも、どちらも先進国で大幅な経済下成長もは見込めないと感じる。やはり、この2つの通貨の価値が先に下がって行くと見るのが常識的な見方であろう。

また、私としては日本の国債が売られる可能性は結構低いのでは無いかと思う。現在日本の金融機関はかなり健全な状態にあり、あまり高いリスクを取らなくても十分な利益をあげている状態だ。
・ 円高リスク
・ 東電を含めた震災のリスク
など日本の金融機関は考えないといけないファクターがあるが、所有する国債を換金する必要にはせまれないであろう。

また、日本のお年寄りの生活はつましい。しかも彼らは既に十分な住環境、家族環境を持ち合わせている。年金も支給されている。大金が必要となる機会は少ないと考えるのが、妥当であろう。

結局、倹約家が勝利するのがこの資本主義の原理なのかもしれない。


2.インフレ転換時期
これを言い当てるのは容易では無い。ほぼ全てのエコノミストが予想し、かつデフレ脱却のために叡智をしぼっているのだが、なかなか実現しないのが、このインフレへの転換だ。

よく言われることだが、経済成長は、人口増加によるもの、と言われる。これだけを見ると当分日本は厳しいと思うが、この人口とは「労働人口」というところに着目したい。そのキーとなるのは、女性と高齢者だ。女性がある程度仕事につき、かつ皆65歳まで雇用することを義務化することで「労働人口」の減少は軽減できると感じる。かつ、昨今のIT化による生産性の向上で立ち向かえば、そんなに卑下することはないのかもしれない。

ここでキーとなるのは、
・ 女性用労働環境の整備
・ 教育
といったところだと感じる。


しかし、実際にはデフレが止まらない。何故か?それは人口動態ではなく、グローバルで成長性の高いリスク国・分野があり、マネーがそこに流れ込むからだと考える。

しかし、そろそろ新興国のバブルは終わる頃にきており、そのマネーは再び日本に流れることもありうる。上記二つ(労働人口の増加、および教育の徹底)をアピールして、グローバルマネーを呼び込めば、またJapan as No.1がくるかもしれない。そんなの要らないという人々もいるかもしれないが、日本の底辺をあげるにも絶対必要なことだと思うので、しっかりとこういった地位を勝ち取っていければと思う。


結論としては、今年後半から来年にかけて外資が崩れて行くので、それに伴い日本の株も下降する。ここで一気に日本の優良株を買い占めれば一生豊かに暮らせることになるであろう。

とにかく日本は「和」を重んじる、素晴らしい国だ。アメリカからなどいろいろな考え方が入ってくるが、それらに惑わされず、隣人を助け、隣人を愛し、みんなで幸せになる社会を作っていければと思う。


※ 投資判断はご自身でお願いします。

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