2011年8月29日月曜日

国債・社債

株式投資と対をなすのは、債権投資だ。株式投資がデフレでなかなか芳しくないので、国債市場が盛り上がっているとも言える。ただ、日本国債はバブルの崩壊が叫ばれて久しい。日本の人口動態が原因だが、日本の国債は国内の金融機関が保有しているということで、バブル崩壊はない、という見方もある。

昨今は先進国が少子高齢化に向かっており、全先進国が日本と同じ状況にあると言える。つまり、それぞれの国債の暴落危機にあるということだ。これは、基本的には人口動態が問題であるが、他の要因もある。

そもそも、債権(債務)は平たく言うところの借金だ。通常ある人がその人の目的を叶えるために借金をし、その目的を実現させた後、少しばかり多くのお金を返済する、というものだ。しかし、これが国や会社となると話が別になる。

というのも、国や会社がした借金は返済している人がその恩恵(先の話でいう「目的」の実現)を受けていないのだ。つまり他人の借金を返済することになるのだ。彼らの労働は金融屋さんのために当てられ、自分の身に入ってこない、という理屈になる。これが、経済が成長し得ている場合には、事業の拡大を加速させるために資金調達していると言えるが、今、先進諸国が直面しているものは、この限りではない。つまり、本当に苦しい借金なのだ。そして、デフレでその借金の重みは年々増大していく。

もし、若者がとりわけ自分の人生を自分でコントロールできる実力をもった若者がこの事実を知った場合、どのような行動をとるだろうか?借金のない、国、会社へ行こうということにならないだろうか?

借金の量にも無論依存するが、国債のGDP比率が2倍もある日本や自己資本率が20%程度の製造業。国内デフレ経済が、競合の多いグローバル化環境、学生の学力低下・・・これぞ四面楚歌というのではないだろうか。

以下に紹介する「2020」という本は、世界の10年後を予測した本だが、日本のこの10年は厳しいものになると予想している。


将来少しでも有利に生活するために今からの資産運用はじっくり考えていかなければならない、死活問題であろう。

そう、債務の大きい企業・国には十分注意が必要だ。

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