日本企業の成績が芳しくない。先日もソニーが日経平均140円高にも関わらず、7%以上の下落をみせた。
震災の影響もあったのであろうが、それだけではなさそうだ。
買収騒動をめぐって相分からず混沌としている、オリンパス。創業者一族が解任という事態に陥った大王製紙、地デジ特需を読みきれず慌てふためくシャープそしてパナソニック、一向に上向く兆しが見えないかつてのAV機器王者のソニー、8重苦とも言われるホンダ、金融危機をもろにくらっている証券会社各社、人口減少により将来が見えない不動産各社、などなど・・・・。
悲しいがな、枚挙にいとまがない・・。
このような企業の成績が不調な中、円だけは、安全資産として、高値を更新し続けている。もちろん、日本国債はすべて国内の金融機関が所有しており、他国の債務に比べて圧倒的に安全性は高いことは確かだ。
ただ、円が安くなれば、日本製品の競争力はあるのだろうか?
自動車であれば、北米では韓国の現代自動車がブランドを確立し売れており、これは価格の面のみの優位性というわけではない。テレビであればサムソン、LGは強いし、携帯も台湾のHTC、サムソンは決して価格競争力が強いだけではない。
つまり、円が安くなったとしても、今後も日本製品が世界で受け入れられるかどうかは、正直疑問ということなのだ。しかも、日本では若者の理系離れが進んでおり、円が安くなったとしても、日本の製造業の復活は約束されたものでは決して無い。
また、金融の世界に目を向けても、東京三菱UFJは日本では最大手であるが、世界ではそれほど大きなシェアを持ってはいない。政治の面でも先日のG20を見てもわかるように、日本の存在感はまるでない。
つまり、現在のユーロ危機などが一服して、円安に振れだしたが最後、日本はここ30年というスパンで、経済が復活する可能性が全くない、と予想できるのだ。
投資を行うものとすれば、今のうちの米国・欧州の資産を買い漁っておく必要があるのかもしれない。
ただ、未来は決まっているものでもない。再度、日本でも士気をあげ、教育改革を経て、強国を作りなおす、活動をスタートさせる必要があるのではないか。
日本の80年代のバブル経済は、ただただ働いたから実現できたものだろう。今後はより高度な社会を目指すために、日本企業の生産性の向上、社会制度の再考察・構築、教育改革などを進め
本当の意味で自立した、高度で豊かな社会を目指すべきではないだろうか?ひとりひとりの自らを律した成長がのぞまれる、ところだ。
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