ビックカメラの株が高騰していた。理由は以下の2つだ。
① 節電製品の買い替え需要があり、今期の売上が上がる期待。
② PERが低く買ったため、それを標準的なものに寄せる。
同株は3.3万円付近をずっと這っていた。しかし、あの震災後一時期5.17万円まで高騰した。
この手の業種のPERは13倍程度がいいところなので、2011年7月22日の4.6万円くらいが妥当かと
思う。
しかし、この銘柄がすごいのがなんといっても株主優待だ。
1株で3000円のビックカメラ商品券が1年でついてくる。配当も一年1000円くらいをだしているようなので、
年4000円の収入ということになる。ビックカメラは近年は電気商品だけでなく、酒・布団・時計などなど
日常雑貨を扱うといってもいいほどだ。この商品券はお金と同等といっていい。
しかも、この優待券は長期株保有者には1株で5000円にまでなる。配当をいれると6000円だ。つまり株価を
高めに5万円と設定しても、年10%以上の収入がある、ということになる。10年保持し続ければペイしてしまう。
配当を目当てにしている人なら1株は持ってもいい、銘柄だろう。
これをもう少し深くみてみよう。
これだけの収入のため、1株を持ってもいいと思うが、この商品券を消化するためにやはり見せに行く。
5000円以上のものを買う際には追加でお金を消費する。また、株主なので当銘柄の業績がいい方がいいので、
なるべくビックカメラでいろいろと消費をすることになる。また、友人・知人にこの特典を周知させてまた
SNSなどにこれを書き込みもっと業績を良くしようとする。
そうなればこの特典を多くの人が教授する事になり、当銘柄の売上は更に上がる。現在ビックカメラの
自己資本率は30%弱といいとは言えないが、業績の結果これが改善され、収益率が上がる。そしてさらに
株価はあがる・・・
ということが考えうる。
実際こうした考え方で株価が高騰している銘柄がある。
【7550】ゼンショー
だ。すき家をはじめとする多くの店を傘下におさめる外食産業のガリバーだ。実際本銘柄も株価が500円
(単元で5万円)の時期から6000円分の商品券を株主優待としてだしていた。今は商品券の額を変えているが
(このあたりも非常にうまかったが・・・)株価は倍の1000円を超えている。PERは25倍程度となっており、
低いとは言えない・・・。自己資本率が非常に悪く15%程度となっているにもかかわらずPER25倍という高い
リスクをとれるのも株主優待を含む株収入のなせる技なのではないだろうか。
【2712】スターバックスコーヒージャパンなどはPER56倍だ!(自己資本率は60%程度)。確かにスターバックスは
ブランドもあるが、株主優待がうまく機能すれば株価があがるどころか、実際に売上業績もあがりやすい。
外食産業、消費者むけ産業で気前のいい、株主優待がある場合はいろいろな意味で『買い!』となるのかも
しれない。
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